過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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71:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:29:04.35 ID:iHa0YDGOO
ダイヤ「そう、その状況を作ってしまった人物は、おそらく――綺麗ツバサ」


 鬱蒼と茂った樹木の中心で、ダイヤの放った言葉は弾丸のようににこの耳を貫いていく。


 一瞬何を言ったかわからず、ダイヤに向けて大きな声で返してみせる。


にこ「そ、そんなわけっ……」


 そう、綺麗ツバサのファンであった過去は簡単には拭い去れない。今でこそ面と向かって話すことが億劫に、半ば恐怖となりつつあるにこだが、ツバサに対しての敬意だけは忘れていない。チャンピオンとして、あそこまで人を惹きつけることが出来るその才能は、誰もが羨むもの、そんな人が、高坂穂乃果失踪の原因、つまりポケモン大量誘拐の事件に関わっている、と?


 にこは当時の状況、二年前のことを思い返してみる。


 各地でポケモンの強奪が相次ぎ、結局どのポケモンも戻って来なかったその事件。ことの顛末は当時のポケモン協会理事の行いであるとされた。当時のポケモン協会理事は自殺をし、遺言にはポケモンを、兵器として改造し、出荷したのだと、記されていた。

 ポケモンの強力なエネルギー、機械より融通が利き、一つの兵器として十分な価値が認められているという。


 にこは旅の道中で出会った高坂穂乃果に巻き込まれる形で、いくつかの戦いをしただけ。聞いても何も言ってくれなかったし、それに対して話をしようかと思った時には、失踪してしまっていた。

 ただ、当時のツバサとのチャンピオン戦、かつてない程の鬼気迫るモノを感じたのを覚えている。




ダイヤ「わたくしがなぜこのようなことを言うのか、それは――」


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