過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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77:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:42:37.74 ID:iHa0YDGOO

 向かうは病院、もう少し拓けたところまで戻ったら助けを呼ぶしかない。正規のコースから外れた現在の場所では、救助を呼ぼうにも呼べないでいた。



 物理的な重さでふらつく足取りを、命がかかっているという別の重さで塗り替える。そうしてなんとか進んで言った先に――。



にこ「え……」


 月光が降り注ぐ、拓けた空間。

 木々の合間から差し込むその光が照らしているのは――頭部から流血、樹木に背を預け倒れている少女。そして、そのすぐ前方で立ち塞がるように、これまた鼻血を吹き出しながらふらついている少女。倒れている人物をにこは知っていた。みかん色の、高海千歌、そしてその前にいるのは抜群のセンスが光った、渡辺曜。どちらも、今日のジム挑戦者である。そしてそのすぐ横には、ワカシャモとヤヤコマが臨戦態勢。


 渡辺曜がにらみつける先には、ポケモン界の演奏者コロトックル、黒き捕食者、レントラー。そのトレーナーであろう、にこに背を向けて曜と対峙している二人の少女がいる。揺れるツインテールとサイドテールの少女。



理亜「だれ……?」



聖良「ジムリーダー、助っ人ですか……」



 にこは予期せぬ最悪の事態に、汗が吹き出すのを止めることが出来なかった。




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