過去ログ - チノ「絵を描きます」 -SS速報VIP

過去ログ - チノ「絵を描きます」

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42: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/01/10(火) 20:49:22.83 ID:PXA1usI20
チノ（ココアさんの手はメグさんよりも少し大きくて、しなやか）

チノ（メグさんも、ココアさんも、お母さんも、思えばみんな違った手をしていた）

ココア「つまり、絵筆を通じてメグちゃんにふれたってこと」

以下略

43: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/01/10(火) 20:49:49.92 ID:PXA1usI20
チノ（描き始めた頃の私ならもしかすると、何をあげても表面上は喜ぶだろうなんて嫌なことを考えてしまったりしたのかもしれない）

チノ（でも、そうではない。全くそういうことではなかった）

チノ（なにせ私たちは刑事課の二匹兎であり、魔法少女同盟であり、もっと言うとチマメ隊なのだから）

以下略

44: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/01/10(火) 20:50:15.40 ID:PXA1usI20
[学校] メグの誕生日

マヤ「メグ、はい、これあげる」

メグ「わーい、ありがとうマヤちゃん。でも、どうして急に？」

以下略

45: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/01/10(火) 20:50:44.17 ID:PXA1usI20
メグ「なにかな～……これは時計かな？」

チノ「懐中時計ですね。大人っぽいです」

メグ「上品で気に入ったよ～！　早速使うね」

以下略

46: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/01/10(火) 20:51:11.36 ID:PXA1usI20
マヤ「そう。絶対に忘れたくない瞬間があったら、もう巻いたらダメだよ。そうしたら、時計を見るたびに思い出すでしょ？」

メグ「なるほどね～」

マヤ「それまでは、なるべく巻いてあげてね。じゃあ、巻き方を教えるね……」

以下略

47: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/01/10(火) 20:51:38.08 ID:PXA1usI20
メグ「忘れたくないから」

マヤ「えっと、それはどうなんだ？　一回くらい巻いてみても……いや、いいのか？」

チノ（マヤさんが翻弄されている）

以下略

48: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/01/10(火) 20:52:06.40 ID:PXA1usI20
チノ「あの、メグさん……。これ、私からです。どうぞ」

メグ「ありがとう、チノちゃん。いい筒だね！」

チノ「絵です！　前に言ってたじゃないですか！」

以下略

49: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/01/10(火) 20:52:34.02 ID:PXA1usI20
メグ「わぁ、私たちの絵だ！」

マヤ「うん、あったかそうで、いい色彩センスだ！」

メグ「やわらかそうなタッチだね～」

以下略

50: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/01/10(火) 20:53:03.40 ID:PXA1usI20
メグ「そっか……。チノちゃんは、こう考えたんだね」

チノ「高校は別かもしれませんしね……。ココロはそばにいるよ、ということで」

マヤ「いいな～、私もチノの絵が欲しい！」

以下略

51: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/01/10(火) 20:53:31.33 ID:PXA1usI20
マヤ「女神チノの爆誕！」

メグ「女神ユノみたいだね。私もそれほしいな～。バレエ教室で布教するよ？」

マヤ「バレエ教室の壁に描いたらいいんじゃない？」

以下略

52: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/01/10(火) 20:53:58.63 ID:PXA1usI20
メグ「ふふふ。ありがとう、チノちゃん。大切にするからね」

チノ「ええ、私もすごくいい時間が過ごせました」

チノ「こちらこそ、大切にしますね。あと、あの本も」

以下略

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