過去ログ - 市原仁奈「はじめてのおしょくじ」
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16: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/01/10(火) 23:23:06.08 ID:1vmwn4+80
今日の夕食が美味しかった理由について、やはり客に出す料理と普段俺に出す料理は違う肉使ってんのかな?などと思考を巡らせること数分。
いつの間にか少女の手が止まっていた。
嫌いな物でもあったのか?と思ったがそうではなく、少女は目を閉じてゆらゆらと頭を揺らしている。
おねむの時間みたいだ。
「無理もねえ。そろそろ子供は寝る時間だからな」
親父は音を立てないように、少女の皿を片付けていく。
「お前、起きたらこの子送ってやれよ」
「それはいいけど、この子道わかるのか?」
「そん時はわかるところまで送りやがれ」
「マジかよ」
などと話している間も、少女はゆらゆらと揺れ続けている。
そして一度がくんと大きな揺れをみせた時、ぽさっと何かが落ちる音がした。
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