過去ログ - 市原仁奈「はじめてのおしょくじ」
↓ 1- 覧 板 20
28: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/01/11(水) 00:20:07.70 ID:IawHk9qv0
何度一緒に歩いたかわからない仁奈の家への道を、今夜も歩く。
元気な歌を歌いながら隣を歩く仁奈からは、もう一年前のおどおどとした雰囲気はない。
出会った日から、仁奈は両親が仕事で忙しい時は基本的にウチで夕食を食べている。
何度か親御さんがお菓子を持って仁奈と訪ねてきたこともあって、深々とお礼をされた。
親も仁奈の生活をどうにかしたいとは思っていたようで、少し安心した。
ともかく、親公認でウチの常連となった仁奈は、初めは俺と親父としか話をしなかったが、次第に他の客とも仲良くなっていき、いつしかウチの看板娘のようになった。
もちろん働かせたりはしてないけども。
今やこの辺の店で、仁奈のことを知らない人はいないだろう。
仁奈は商店街のアイドル的存在だ。
44Res/21.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。