過去ログ - 黒森峰みほ 「 ミホニスト・ウォーです ! 」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 01:11:13.72 ID:Mcs2dTgB0
黒森峰女学園
直下「Achtung!」ザッ
直下「全員集まりました、隊ちょ...すいません、今はまほさんでしたね」
まほ「ありがとう直下、恩に着るよ」
直下「いえ、引退されたとはいえ先輩はずっと我々の尊敬する方ですから」
直下「それで、今日はどういった御用で?」
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2
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 01:11:51.46 ID:Mcs2dTgB0
まほ「ああ、皆、少し話を聞いてほしい」コホン
まほ「私達が引退して2ヶ月が過ぎようとしている」
以下略
3
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 01:12:23.49 ID:Mcs2dTgB0
まほ「ただ、練習を見学させてもらった中で、一つ欠点が指摘するならば」
まほ「伝統的に黒森峰は、型に入った戦車道に頼りすぎているきらいがある」
以下略
4
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 01:18:48.74 ID:Mcs2dTgB0
小梅「みほさん!」キラキラ
エリカ「え、は、副隊長!?」
以下略
5
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 01:27:12.93 ID:Mcs2dTgB0
まほ「名実ともに日本一の名将であることは疑う余地すらないだろう」
まほ「黒森峰とは今後も戦う可能性が十分にあり、決して簡単な決断では無かったが」
以下略
6
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 01:44:43.14 ID:Mcs2dTgB0
まほ「みほ、訓示を頼む」
みほ「うん、わかった、それじゃあ...」スゥ
以下略
7
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 01:55:38.74 ID:Mcs2dTgB0
みほ「皆さんとは来年度の試合でも戦う可能性があり、お互い手の内を見せることになりますが」
みほ「こうして依頼された以上、私としては出し惜しみせずに指導しますので」
以下略
8
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 02:04:09.47 ID:Mcs2dTgB0
まほ「そういうことだ、みんなも出し惜しみはしないでほしい、何か質問はあるか」
エリカ「た、隊長!さすがに話が急すぎます!こういったことはもっと事前に...!」
以下略
9
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 02:16:56.61 ID:Mcs2dTgB0
まほ「エリカの言いたいことも分かる、が、逆に考えてみてほしい」
まほ「一週間前にみほが来ると伝えたところで、事態は改善すると思うか」
以下略
10
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 02:17:38.32 ID:Mcs2dTgB0
まほ「本人が来るまでに、そういった複雑な感情に影響されないと誓えるならいい」
まほ「しかし、日に日に感情は増していくばかりだろう、大きく影響も出るはずだ」
以下略
11
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 02:26:25.18 ID:Mcs2dTgB0
まほ「今日はこの後の日程をみんなで話し合ってほしい」
まほ「そこで一度わだかまりが解消されることを祈っている、特に2年生」
以下略
12
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 02:45:43.08 ID:Mcs2dTgB0
まほ「後は君達で話し合ってくれ、それでは」
みほ「.........」
以下略
13
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 02:59:44.79 ID:Mcs2dTgB0
直下(まずい、誰も喋らない、仕方ない、ここは私が)
直下「あの、にし」
以下略
14
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 03:20:21.50 ID:Mcs2dTgB0
小梅「私は、その、去年助けてもらって、本当に感謝してて」
小梅「こうして、再び黒森峰の制服を身に纏って共に練習が出来ることを、夢見ていました」
以下略
15
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 03:39:54.03 ID:Mcs2dTgB0
小梅「去年、私達が発端となって途絶えてしまった黒森峰の覇権を」
小梅「今年は自らの手で取り戻そうと、そう意気込んで臨んだ今年の大会でした」
以下略
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 03:46:51.35 ID:Mcs2dTgB0
小梅「ごめ、なさい、本当にかん、しゃ、してます、だけど、だけど」
小梅「みほさんが、こうし、て、優勝校の、隊長として、くる、の」
以下略
17
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 04:32:39.51 ID:Mcs2dTgB0
直下(赤星は、ずっと悩んでいたんだね、恩師と敗者の狭間で)
直下(その感情は、悔しさは、思っていても、分かっていても、中々言い出せない感情だ)
以下略
18
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 04:33:38.56 ID:Mcs2dTgB0
小梅「ごめんね、みほさん、わたし、も、わ、わけ、わかんなく、て」
小梅「うぅ、うぅ、うぁぁぁ...」
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19
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 04:34:56.00 ID:Mcs2dTgB0
直下「...西住さ」
みほ「.........小梅、さん」ギュッ
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20
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 04:42:31.66 ID:Mcs2dTgB0
みほ「ありがとう、小梅さん、本心を伝えてくれて」
みほ「私も、ずっと恐れてた、みんなの本心を聞くのが怖かった」
以下略
21
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/11(水) 04:48:49.62 ID:Mcs2dTgB0
みほ「私も板挟みになって、今の今までずっと立ち止まってた、けど」
みほ「その言葉を聞いて、進まないとダメだって、そう決心できたよ」
以下略
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