過去ログ - 切嗣「あぁ、今回もまた正義の味方になれなかったよ」
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973: ◆YmjwHbXvbg[sage saga]
2017/08/04(金) 02:58:08.43 ID:JJvBH5FP0
「じゃあさ」

剣「はい?」

「・・・・何で自分自身の手を何度も突き刺すなんて事してたんだい?」

剣「(・・・・まぁ・・・・そう来ますよな・・・・)」

剣「・・・・・・」

「あれじゃまるで自殺行為だよ?」

「君、死にたがり屋さんなのかな?」

剣「・・・・それは・・・・先程も言いましたように・・・・記憶が・・・」

「ま、そうだよねー。そう言うと思ってたよー」

剣「・・・・・」

「君、あの時の記憶ないもんねー」

剣「・・・・」

「でも、それじゃぁ何でさっき『そのままの状態であれば、残虐非道な行いをしてた』なんて言ったのかなー?」

「なんで、あの時の記憶がない筈なのにそう分かるのかなー?」

「不思議。不思議だよねー」

剣「・・・・お主・・・・何故其処まで聞きたがる・・・・」

「・・・・・・・」

「僕はさ、僕以外の人が死ぬのが嫌いなんだよ」

剣「・・・・・・・」

「だから、僕の目が光っている内は自殺何てものはさせない決して」

剣「随分と勝手ですな・・・・」

「勝手?どこが?」

剣「・・・・もしその自殺者が死ぬ事によってしか救われない方であればどうするのです?」

「そんな事は知らない」

「僕は、僕以外の人が死ぬのが我慢ならないから治療する。それだけだよ」

剣「・・・・では、その者の意思は大切にはせぬと?」

「勿論だよ」

「意思なんてどうでもいい。死ななけさえしてくれれば」

剣「・・・・・・お主」

「これ以上何を言っても無駄だよ」

「僕は此れだけは折れない。自信があるんだ」

剣「・・・・・・・」

「それよりさ、話せよ」

剣「(口調が・・・・)」

「なんで、あんな事をしてたんだい?」

剣「・・・・・・・・」

「黙ってないで答えろよ」

「それとも又、お前の記憶消してやろうか?」

剣「・・・・まさかお主今まで、そうやって来たのですかな・・・・」

「さぁ?どうだろう」

剣「・・・・随分と荒っぽいやり方をしますな・・・・」

「荒っぽい?合理的と言ってほしいね」

「志願者は幾ら治しても自殺をしようとするからね。記憶消してあげないと切りがないでしょ」


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