過去ログ - 切嗣「あぁ、今回もまた正義の味方になれなかったよ」
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◆YmjwHbXvbg
[ saga]
2017/08/06(日) 02:05:10.22 ID:z5l/FAaj0
―――ーコツコツコツコツ
切嗣「・・・・ふぅ・・・・」
剣「・・・・マスター殿・・・・あの方は・・・・」
切嗣「アイツのは事はあまり気にするな・・・・」
切嗣「ああいう奴なんだ」
剣「・・・・ああいう奴ですか・・・・」
切嗣「ああ・・・・そうだ・・・・」
剣「・・・・・・・・・」
切嗣「それが、どうした?セイバー?」
剣「いえ・・・・・・・・随分と・・・・知っている風な口なのですな・・・・」
切嗣「・・・・・・・セイバー?」
剣「マスター殿・・・・私言いましたよな?」
剣「シュレイド殿の家で『ちゃんと計画を話して行動していただきたい』と 」
切嗣「だから・・・・此処に来る前計画を話したじゃないか」
剣「話した?計画の大部分だけですよな?」
切嗣「・・・・・・・それは、否定はしない」
剣「・・・・・・・・」
切嗣「只分かってくれ。あいつの事は別に計画を遂行する上で必要では無かった」
切嗣「だから、別にアイツの事まで話す必要はないと・・・・そう思っていただけなんだ・・・・」
剣「・・・・・・・・それで、あの方が敵だったら・・・・どうするおつもりだったのですか・・・・」
切嗣「・・・・その時はその時だ・・・・只、そんな事はない・・・・」
剣「・・・・マスター殿は・・・・何も分かってはいないのですな・・・・」
切嗣「・・・・分かっている」
剣「・・・違いますな・・・・」
切嗣「・・・・・いいや違わない」
剣「違いますぞ!!」
切嗣「・・・・・・・」
剣「貴方は事の重要性に何も分かっていない!!」
切嗣「・・・・・・・」
剣「伝えないとはつまり誰一人助けに来ないという事なのですぞ!!」
切嗣「・・・・・・・」
剣「全て一人!!一人なのですぞ!!」
切嗣「・・・・・・・」
剣「例え窮地に追いやられても一人なのですぞ!!!」
剣「そしてもし、そんな貴方が死ねば貴方は人知れず死ぬ事になるのですぞ!!」
剣「それで良いのですか!!マスター殿は!!」
切嗣「・・・・・・・・・僕は・・・・」
剣「私は!!私は!!」
切嗣「・・・・・すまなかった・・・・・」
剣「・・・・う・・・・ぅう・・・・うぅう」
切嗣「本当に・・・・すまなかった・・・・・」
剣「・・・・・ううう・・・・もう・・・・私にはマスター殿が分かりませぬ・・・・」
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