66: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/15(日) 21:36:34.48 ID:O8COb7uRO
「携帯も持ってねーし、誰一人いやしねぇ。もう頼れるのは相方と、コイツだけだ」
そう言って、握り拳を見せる。
幾度も、人を殴ったのだろう。
発達した、傷だらけの手の甲。
「…ケンカはだめだにぃ」
「背に腹は変えらんねーだろ。ここまで来たら覚悟決めろ」
本来、大人しいきらりを巻き込むのは己の信条に反する。
だが、もしも相手が何十人も、何百人もいたとしたら。
その時は、流石に守れる自信は無い。
現実的に考えて、無理がある。
だからこそ、彼女にもそれなりの用意はして欲しいという拓海なりの気遣いではあるが。
「…」
「…」
育った世界が違い過ぎる彼女にその事を分かってもらうのには、無理があるというものだった。
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