72: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/15(日) 21:43:48.15 ID:O8COb7uRO
「あー!気持ち良かったー☆」
「そうだね。でももう行かなきゃ」
「ん!…でも、無茶しちゃダメだよ?」
「…無茶しなくて済むならしないよ」
「んー!!」
自身に起きたことを簡易的に里奈に説明した。
すると彼女の顔はみるみるうちに青くなっていき、李衣菜の身体に異常がないか細かく調べた。
「まずは生き残らなきゃ。いつまでも逃げてられない」
対等に戦える力はある。
ならば、最悪戦うという選択肢がある。
「…アタシも、戦う」
「?」
「アタシにもあるもん!これ!」
「…」
そう言って自分のケースを突き出す。
まるで子供が駄々をこねるようなその仕草に苦笑するしかない。
だが、今の追い詰められている状況で、これ程助かるものはない。
「ありがと。でも無理しないでね」
「…お互いに…ね?」
「…」
「…ね?」
「…うん」
やられた、と思った。
これでは、自分も中々無理は出来ない。
そこで、思い出す。
彼女は、自分よりも年上だったことを。
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