過去ログ - 鷺沢文香「燃える彼女がくれるもの」
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14: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/01/12(木) 21:22:44.47 ID:xxHx5Jku0

そうして茜のステップを眺めていると、すぐに休憩の終わる時間が来てしまった。
重い体に鞭打って立ち上がろうとするが、思いの外疲れていたようだ。

「……っ!」

少しよろけてしまった。すると。

「鷺沢さん!!!」

ガシッっと、茜が体を支える。

「あ、す、すみません……」

「鷺沢さん」

少し真剣な表情になった茜が、こちらへ何かを語りかけようとする。

"頑張りましょう!"だろうか。それとも"ファイトです!"か。恐らく飛んでくるであろう励ましのワードを脳内に羅列していると。

「もうちょっと休憩した方がいいです!」

……意外な言葉が聞こえてきた。返答に戸惑っていると、すぐさま茜はトレーナーさんのもとへ向かって話をしていた。
結局、その日のレッスンは休憩が多めで、なんとか文香も最後までやりきることができた。




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