過去ログ - カズマ「どうやら俺はアクアに手を出したらしい。」
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/13(金) 18:27:14.35 ID:FIG+NVoX0
いつもの強気な態度はどうしたのか、ダクネスは今俺の方を向いて目に涙をためながら、じっと俺の返事を待っていた。
まずい、心の臓のドキドキがとまらないっっ!
落ち着けサトウカズマ!一時の情に惑わされるな!アクアの時とは違い今回は貴族だ、今ここで間違いを犯せば間違いなく面倒なことになるだろう!!!

「カズマ?……カズマ?」

なにも言わない俺を心配してか?ダクネスが近づきそのふくよかな胸が目に入る。
ああああぁぁぁぁぁあ!!!
ヤバイ!いや、抑えろ!落ち着け俺!
今勢いに任せてみろ!
まず親父さんを悲しませるハメに……いや、ここまで連れてこられたの親父さんのせいだったわ!すげぇ協力的だわ!
いやでも仲間との絆が……俺がアクアに手を出した時点で絆もクソもなかっったわ!
待てよ?でも大体こうゆう場合っていうのは決まってあの空気の読めない自称女神が邪魔を……そして俺は今更ながらここがダスティネス家であること、俺が1人でここに連れてこられたことを思い出す。……。
まだだ!諦めるな!まだなにかあるはずだ!俺の理性を抑える抑止力的ななにかが……!

「な、なぁカズマ。」

振り向くと涙目のダクネスが上目遣いで言う。

「や、やっぱり私じゃ、駄目……かな?」

プツンー。
俺の中のなにかが切れる音がした。

「カズマ?…………んっ。」

唇が触れるのと同時に俺はダクネスをベットに押し倒した。





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