過去ログ - カズマ「どうやら俺はアクアに手を出したらしい。」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/13(金) 17:58:04.37 ID:FIG+NVoX0



ここはクエストギルド内にある酒場

「だからね?私はそーゆーのはまだ早いと思うんれすよ!クリスはどう思うんれすか?」

酒でぐでんぐでんによったダクネスが言った。

「はいはい、そうだね。私もそう思うよ?しかしまさかアクアさんとカズマ君がね……。」

クエストを完了し報告にきた私は酒場で1人酒を飲むダクネスを見つけた。声を掛けたところこうして愚痴に付き合わされるハメになった。

「私もね?チューくらいはしたよ?ほ、頬に、で、でもカズマは……アクアと……。」

酒で赤くした顔をさらに赤くしてダクネスはテーブルに顔をふせた。

「私はダクネスのことすごいと思うよ?ほら、私なんてまだ1度もしたことしないし……。」

「そうだろ!?」

ダクネスが顔を上げる。

「大体カズマもカズマだ!私が前、屋敷で誘った時は手を出さなかったクセに、他の女には簡単に手を出しやがって!それに今日まで私達に気を使わせないように秘密にしやがって!」

「でもそんなカズマ君が好きなんだろ?」

「にゃッッ!?!?」

ダクネスがこちらを向き素っ頓狂な声をだす。

「あ、あれ?違った?私もこういうこと詳しくわかんないんだけど、さっきからダクネスがカズマ君の話ばかりするからさ。てっきりそうなのかと。」

「ちちち違う!あいつとはそんなんじゃなくて……。ただあいつと一緒にいると毎日が楽しくて心があったかくなって。でもあんなことがあってカズマが遠くに行っちゃうような気がして……むしゃくしゃしてるだけで……。」

「それが好きって言うんじゃ……。」

すると突然ダクネスが立ち上がる。

「かえる!」

「大丈夫?かなり寄ってるけど、私が送ろうか?」

「心配すりゅな!1人で帰れる!酔ってなどいないしな!金は置いとくぞ!」

明らかに多い金額を置いてダクネスがフラフラとでていく。
そんなダクネスの背中を見送って私は呟く。

「私もちょっと狙ってたんだけどなぁ、頑張ってねダクネス。1人の友達として女神もして応援してるよ。」





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