過去ログ - 五十鈴華「流されることのない、わたくしの汚穢」
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23:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 22:52:17.47 ID:uefm+U0co
「華さん、何があったんですか?」

友を思い、表情を暗くさせるみほさん。
その優しさが今は胸に痛いです。

何から語ればいいのかわからず、わたくしはただ床に視線を落とすしかありません。

「その手、やっぱり掴んでたんだね」

会長がわたくしの右手を指差してそう言いました。
指摘された右手には生々しく汚れたまま。

「すみません。お騒がせしました」

他に言葉が見つからず、ただ謝罪する。失礼なことだとは分かっていながらも、謝るしかありませんでした。

「どうしてそんなことを?」

どうしてなのでしょうか。
混乱したにしては異常な行動だと自分でも思います。

「あるよねー、流れないときって」

会長の一言にわたくしの顔が上がりました。
みほさんも驚愕した様子で会長へと視線を移しました。

「私もたまーにすっごいのしちゃうんだけど、そのときはもう焦っちゃってさぁ。処理とか困るよねぇ」

その小さな体から流れないほどの砲弾が出るというのですか。


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