過去ログ - 五十鈴華「流されることのない、わたくしの汚穢」
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6:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 19:27:24.26 ID:uefm+U0co
昨日の練習、昨日みたテレビ番組、戦車のお話、放課後の約束。

そうした会話に花を咲かせながら、慎ましくも賑やかな昼食は進んでいきます。

「やっぱり、あそこはM4シャーマンでの攻撃が正しいのでは?」

「でも、その所為で自陣まで敵車輌を進撃させたのも事実だし」

みほさんと優花里さんが熱心に話しています。昨日、テレビで社会人リーグの中継が行われていたようです。
生憎とわたくしと沙織さんと麻子さんは視聴していませんでしたので、お二人の話には割って入ることができません。

「これみてよ、華、麻子!」

わたくしたちは沙織さんの開いた情報誌に目を向けます。
煌びやかなドレスに身を包んだ女性が写っていることから、どうやら結婚情報誌のようですね。

「こういうの着てみたくない? 今なら無料で試着できるんだって! どーする!?」

沙織さんがかなり興奮しています。
確かに花嫁衣裳を着る機会は、そう訪れません。けれど……。

「わたくし、結婚式では和装と決めているので」

「興味ない」

と冷泉さんもわたくしに続きます。

「もー!! なによ!! いいもん! みぽりん、ゆかりん、一緒にどう?」

みほさんと優花里さんも首を横に振りました。沙織さん、残念ですが当然の結果と言えますわ。


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