過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「ハジメての約束」咲「みやながけは!?」
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806: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2017/05/11(木) 15:39:25.34 ID:SRfFUM8ao

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 新子憧にはわからないことだったが、彼にとってこの展開は何度目だろうか。

 『宮永咲、私の倒すべきーー』と穏乃が呟いた次の言葉が発されることはなく。

 咲を追いかけてきた半裸の男によって阿知賀メンバー一同が静まり返った。


         ,. ' ´ ̄>、八 ,, テ彡',、 _`ヽ
         /  〃∠  ミy-'' ´7⌒Y ``゙`ヽ、
       { N、/i´⌒>y'′  ハ   :   }  ハ
     /´``-'y   ミノ    八  ',   ,.._,.._!
      i /  〜ヘ   〕   _, -へ、≫-‐、ノ  ',ハ
    ノく  \、 ゝ、...ノヽ<     , {  (   n  ハ
     iー-、.. `〈^〉 ノ´-、`ヽ-‐‐´∧ヾ、.  ハ   }
    } '`  `` `>、.._   ` 彡´`ヽ>´^,' ⌒',   !     ドドドドドドド…
    \``ー‐- -‐、  `` ヽ  _./ _,..-‐-y ノ!
      `丶--‐"て_⌒ハ. }. } }彡  _´,,..  '´/_ノ
           (`´,... } } .!.ノ三三__,,..-‐'"     「こら、咲。迷子になるぞー!」
           `、-‐'"^^^'´ノ  ',   ∧
            )-,..-‐'' ⌒',  }   ', i
            ν´    / .ノ  ,...、 }
           /      ノ 〃     !
           /      / /      /
            /    / / /      /
        ノ   ノ  /  /    /
          ∧     / /´` 7´
         /ハ    /,. '"´   ,/
       }  `  //ー-彡'/
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 ポージングを決めたまま全力疾走する男。

 それに気づいて宮永咲は振り返り、一言二言会話しているのを見かける。

 しかしその会話内容は耳に入って来なかった。


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 そしてそれを追いかけて原村和まで現れた。

 正直、展開はすでに新子憧の脳内で処理できるものではなかった。


 「……あ、のどか!?」

 「……?

  どちら様ですか?」

 「私よ、新子憧よ!」

 「憧、ですか?

  憧はそんなギャルっぽい格好じゃなかったと思いますが」

 「あんたにだけは言われたくないわよっ!」


 昔から原村和との会話はどこかズレている。

 本人が『自分の趣味は特殊』と自覚はしているのだが、会話もどこかぼんやりしているのだ。



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