過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「ハジメての約束」咲「みやながけは!?」
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809: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2017/05/11(木) 15:40:52.92 ID:SRfFUM8ao

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 憧は自分の感性が狂っているのかとすら思えた。

 穏乃はそわそわした雰囲気を抑え切れずに、モジモジと体をこすり合わせている。発情でもしているのか!

 玄は顔を両手で覆っているが、隙間からバッチリ見ている。隠す気はあるのか!

 宥は隠すことなくジッと筋肉を見つめている。それはもう穴が開くかと思えるほどにガン見している。

 灼は唯一まともなのか、呆れたように一歩下がった。


 「和、これはどういうことなのっ!?」

 「どういうこと、と言われましても彼は私の部活仲間ですとしか……」

 「部活仲間っ!?

  和、あんたウェイトリフティング部にでも入ったの!?」

 「入っていませんよ!

  私は麻雀部でインターハイのためにここに来たんです」

 「まー、じゃん、ぶ……?」


 憧の中の麻雀部の定義が壊れそうだ。

 憧にとっての麻雀は四人で卓について打つ、それだけのことだ。

 アレだけの筋肉を鍛えて上半身裸である必要はない。


 「まぁ確かに須賀くんの趣味はマイノリティかもしれませんが……。

  マイノリティだからと言って差別するのは良くないですよ」

 「うぐっ、確かにそうだけれど……。

  でも公共の場だし、そういうのは控えてくれないと……」

 「だから私が注意しに来たんですよ……」

 「和、大変ねぇ……」

 「いえ……」


 久しぶりに会った旧友の目がどこか疲れていたのはこれが原因だろうか。


 「そういう憧たちはどうしてここに?」

 「そ、そうだ!

  ほら、しず!

  せっかく和に会えたんだから挨拶しなさいよっ!」

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 何言ってんだコイツ



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