過去ログ - 西住みほ「優花里さんに首輪をつけてもらったら大変なことになりました」
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20:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 23:18:28.37 ID:uVTtUoYmo
何分が経過したか。
時計の秒針の動く音と優花里さんの息遣いしか聞こえない部屋。
静かで心休まる空間。

きっともう私は抜け出せないんだろうな。
このまま友達に依存してしまうのだろうか。

「西住殿」

優花里さんの優しい声がする。

「私もずっとこうしていたいと思います。実際、西住殿に抱きしめられて嬉しいですし」

腕に力が籠る。

「けど、こうしていたら戦車に乗れません」

離れたくない。離したくない。

「私は西住殿に抱きしめられるよりも、西住殿と戦車に乗っていたいです」

私の心の支えはボコだった。
ボコしかいなかった。

今はどうなんだろう。
ボコになってくれる優花里さんがいる。
それで十分じゃないのかな。
優花里さんとこうしていられたら、もう何も……。

「西住殿にとってのボコは私だけじゃないはずです」


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