過去ログ - 黒川千秋「二つのアキ」池袋晶葉「見つけた」
1- 20
3:名無しNIPPER[sage]
2017/01/17(火) 22:56:35.81 ID:88guEHDL0
晶葉「仕方ない。またいる頃にするか。雑誌を読んでいるところ邪魔したな。」
千秋「ねぇ。」パタン
晶葉「なんだ?」
千秋「…どういう物作ったの?」
晶葉「ほう、興味があるのか。」
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2017/01/17(火) 22:57:04.53 ID:88guEHDL0
晶葉「隣、失礼してもいいか。」
千秋「いいわよ。」
晶葉「すまないな。」ポフッ
千秋「それで何を頼まれたのかしら?」
晶葉「これだ。」
以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2017/01/17(火) 22:57:37.53 ID:88guEHDL0
千秋「…そもそもなんで作るように頼んだのかしらね、Pさん。」
晶葉「詳しくは聞いていないが、助手のことだ。私達に関係しているのだろう。」
千秋「結局そこよね…。」
晶葉「それにわざわざ撮ってくれるという自動機能で注文してきたんだ。なるべく負担もかからない物にしたかったんだろう。私の負担はあったがな!」
千秋「お疲れ様。」
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2017/01/17(火) 22:58:04.56 ID:88guEHDL0
千秋「その割には嬉しそうみたいだけど?」
晶葉「頼られるのが嫌いなわけではないからな。それに私の力が役に立つのは嬉しい限りだ。」
千秋「素敵だと思うわ。」
晶葉「そうか?」
千秋「えぇ、素直になれる相手がいるのはとても素敵なことだと思うの。」
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2017/01/17(火) 22:59:01.24 ID:88guEHDL0
千秋「もっと…なんというか、こんなに話をしてくれる人だとは思わなかったの。機械と戦って、出来たらまた次にって感じなのかと思っていて。」
晶葉「それも仕方がない、ほとんど共演の機会もないのだから。今、千秋は舞台であったり、グラビアであったりが中心だろう?私はライブはライブでもライブイベントやバラエティ番組が多い。そうなれば、どうしても第一印象に寄る。それに私も千秋の印象はかなり変わったからな。」
千秋「じゃあ…池袋さんには私はどう写ってたの?」
晶葉「ん?そうだな、高翌嶺の花だな。気高く、ストイックで、他を寄せ付けない、そんな強さを持った女性だと思っていたよ。」
千秋「今は?」
以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2017/01/17(火) 22:59:30.99 ID:88guEHDL0
千秋「フフッ、高翌嶺の花なのは変わらないのね。」
晶葉「気品という物を表現する言葉としてはこの言葉が適切だろう?」
千秋「さすがに自分で言うのはちょっと?」
晶葉「そうだな、すまない。」
千秋「いいの、気にしないで。」
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2017/01/17(火) 23:00:26.75 ID:88guEHDL0
晶葉「似た者同士だったんだな、私達は。」
千秋「みたいね、名前以外にも似ているところがあったのね。アキ同士。」
晶葉「アキ…なるほど、名前も似てると似るのかもしれないな。ただもう1人のアキは…違う気がするが…。」
千秋「…ノーコメントでお願いするわ。」
晶葉「分かった。」
以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2017/01/17(火) 23:01:25.76 ID:88guEHDL0
千秋「はー…可笑しかった。ところでさっきのー…えっとその機械…」
晶葉「『可愛く撮ってくれるくん』か?」
千秋「そうそう、それはどうやって使うの?」
晶葉「使い方としては、この真ん中のボタンを押す。すると縦に伸びて、音が鳴ったら、フラッシュが焚かれて撮影され、すぐに現像してくれるというものだ。」
千秋「えっと…」
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2017/01/17(火) 23:01:54.89 ID:88guEHDL0
晶葉「いくぞ」ポチッ

キュイーン
ガシャン
ピピ
以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2017/01/17(火) 23:02:24.24 ID:88guEHDL0
晶葉「2枚目もバッチリだな。」
千秋「えぇ、バッチリね。」
晶葉「1枚目を渡しておく、せっかくだからな。」
千秋「ありがとう。それにしても、少し不安になるけど…何撮るつもりなのよ…。」
晶葉「…まぁ信じようじゃないか。ただ助かった。」
以下略



13:名無しNIPPER[sage]
2017/01/17(火) 23:02:58.78 ID:88guEHDL0
千秋「何にしてもアイドルバカと言うか、仕事バカと言うか…なんて表現しても結局Pさんだからに収まるところが怖いわ。」
晶葉「P以外の表現しようがない。残念なことに。」
千秋「本当ね。あ、そろそろ行かないと。」
晶葉「時間を使わせて済まなかったな。」
千秋「いいの、とても楽しかったから。」
以下略



17Res/7.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice