110: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/20(金) 00:56:07.75 ID:+WFMD0V0o
頭を振って釣りに集中するが、それで何かが釣れるというわけでもない
釣りをしていると考え事が捗る、なんてどこかで見聞きした言葉の通り、気が付けば私はまどかのことばかり考えるようになっていた
まどかが近くにいるのにあれこれ考えて悶々としていると、岩飛びも飽きたのかまどかが私のところへ戻ってくる姿が見えた
まどか「結局、何も釣れないねぇ……」
ほむら「ごめんなさい。私が上手くできないせいで……」
まどか「ほむらちゃんのせいじゃないよ。気にしないで」
ほむら「でも、こんな盛り上がりどころか退屈でしかないことに付き合わせちゃったし……」
まどか「言ったでしょ。わたしは、ほむらちゃんと一緒ならそれだけで楽しいって」
疑っていたわけではないけど、改めてまどかが言ってくれた言葉が今の私にはとても嬉しくて
楽しそうな彼女の笑顔に、私は少し気が楽になったような気がした
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