193: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/24(火) 01:09:21.53 ID:AHbnpA6mo
まどか「ほむらちゃん……?何だかぼーっとしてるけど、大丈夫?」
ほむら「……えぇ、大丈夫。何でも…ないわ」
まどか「そう?今日1日、遊びまわってたから疲れちゃったのかなって」
私に流れ込んだ、私の気持ち、私の想いは自分で思う以上に濃いもので、久しぶりに触れたせいか少し目が回ってしまう
軽く頭を振ってまどかに返事をしてから、胸に手を当てる。奥の心臓は相変わらず速いペースでドクドクと鳴っていた
ずっとひた隠しにしてきたまどかへの好意。もし伝えたら、気づかれたら、まどかとの全てが終わってしまうような気がしたから
だけどもう、伝えたいと思う気持ちに蓋をするものは何もない。走り出した心は理性や常識なんかのブレーキじゃ止まれない
本音、本心、本能が曝け出された今なら言える。私は、まどかのことが好きなんだと
伝えたい。まどかの、まどかの為だけの暴走特急みたいなこの気持ちを。事故で脱線したときは、そのとき考えればいい
私は辺りを見回して誰もいないのを確認したものの、ここで事を起こすわけにもいかず
そんなとき、ふとあの場所を思い出した私は目の前で忙しなく視線を泳がせるまどかに誘いの言葉をかけた
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