過去ログ - 鈴谷「うわ不思議の国こわい、キモい」
1- 20
31:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/19(木) 11:13:14.97 ID:YwO4CZC10
改めて、周りを見回し現状を把握する
俺と山風は現在、石造りの檻に閉じ込められている。小さな明かり窓からは月が見える。今は夜か
手足に拘束は無い。檻の中は自由に動き回れそうだ。体痛いけど

と、ここで何かが足りないことに気づく


( T)「鈴谷は?」

山風「鈴谷……さん?」

( T)「いただろ?なんか虫みたいなのが」

山風「あ……いた、けど……飛んで逃げた……」

( T)「薄情かよ」

山風「賢い判断だと思うけど……」

( T)「なんか身を挺して守ってくれたとかいう感動エピソードとかないのか?」

山風「ないのかって……だって遠目から見ても『あっ、あの人アホだ』って思ったし……アホに構ってたら命が幾つあっても足りないし……」

( T)「そうかいありがとうよ今後の参考にするわ」


地味に突き刺さる言葉を頂戴し、立ち上がって鉄格子に近づく
檻の中と同じく薄暗い廊下には、見張りも誰も立っていない。他にも檻が幾つか並んでいたが、収監者は俺達だけのようだ


山風「提督は、まとも……なの?」

( T)「どう思う?」

山風「半信半疑……」

( T)「だろうな。何せ、恰好が格好だ。お前らよくスカートなんか穿いてられんな。ケツが寒くてたまんねえよ」

山風「それは今、スカートが捲りあがってるから……見苦しい……汚いもの見せないで……」

( T)「天性の肉体に向かってなーんて言い草だよお前……」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
72Res/76.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice