46:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 01:07:41.62 ID:b4qt7MSMo
……歳納京子は、やっぱり私の大好きな歳納京子だった。
いつもいつも私のことを助けてくれて、どんなに私が落ち込んでも、すぐに駆け寄ってきて手を差し伸べてくれる。
とびっきりの笑顔で、優しい声で、温かい手で、私を包んでくれる。
京子「……ゆーびきった! よしっ、じゃあ泣き止んで。教室もどろ?」
綾乃「ぅ……うん……」
京子「綾乃のきもち、みんなもわかってるから平気だよ。もし仮に私が綾乃の立場だったらって思うと、すっごく怖いもん……誰も責めないよ」
綾乃「うん……っ」
京子「えへへっ、あーよかった綾乃が泣き止んでくれて。もう中学生なんだから、こんなことくらいで泣いちゃだめなんだぞ〜?」わしゃわしゃ
綾乃「っ……///」
歳納京子に抱きしめられながら、頭をくしゃくしゃされる。
大好き。
大好きよ……歳納京子。
もうどうしようもなく……あなたが、好き。
京子「よし、いこっか」
綾乃「ま……まって……」きゅっ
京子「ん?」
綾乃「まだ……もうちょっとだけ、ここにいたいの……」
いかないで。
そばにいて。
そう思った私の手が、歳納京子の腕を掴んでいた。
京子「…………」
綾乃「…………」
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