過去ログ - マシュ「レイシフトしたら先輩が真っ二つになりました」 ぐだ子「ひっ」
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43:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 14:46:54.33 ID:mvGOAFez0
「そう言うと、ぐだ子は不安そうに私を見上げました」

「何か言おうとしていたようですが、何も言う事もなく、再び震え始めました」

「声を抑えながら、身を縮めビクンビクンと震え始めました」



「きっと、心の中の葛藤と戦っているのでしょう」

「私は神の声に導かれていましたが、彼女はそうではないのです」

「誰かが、誰かが彼女を導いてあげないと」



「私は、彼女の眼を見つめながら、強く抱きしめました」

「彼女の身体の震えを止めてあげたかったからです」

「彼女の不安を受け止めてあげたかったからです」



「彼女は私の胸の中で、何度も何度も震えました」

「声を抑えて鳴いていました」

「涙を見られたくなくて、眼を逸らそうとしました」

「その度に私は、彼女の顔を引き戻しました」

「私がちゃんと見ていますと、伝えたかったからです」

「私という存在が近くにいると、感じて欲しかったからです」



「彼女の鼓動が激しくなっています」

「震えも強くなり、私の手から逃れようとします」

「けど私はそれを認めず、より強く彼女を抱きしめました」

「彼女の震えが感じられます」

「時に弱く、特に激しく」

「そこには何故か喜びを感じられて……」



「……あれ、何かこれおかしいですね、と感じた時」

「彼女の体はひときわ大きい震えに襲われ」

「その直後、私の腕の中で崩れるように意識を失ってしまいました」


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