146:名無しNIPPER[saga]
2017/01/24(火) 21:09:13.34 ID:/b4L6aI9o
アズサの体に顔をうずめたヤヨイには見えなかったが、
近くに居た他の教員たちは目を丸くして
アズサとアズサに抱きしめられるヤヨイの姿を見ている。
しかしそんなことなどお構いなしに、アズサはそのまま続けた。
アズサ「ずっと思ってたから。
誰か、あの子達の助けになってくれる友達が居てくれたら、って……」
ヤヨイ「あの子達……。アミと、マミ……?」
ヤヨイがそう呟くと、アズサはそっと体を離した。
その目にはうっすらと涙を浮かべている。
アズサ「ごめんなさい、いきなり抱きしめたりなんかして。
今朝、通知を渡した時は我慢できたんだけど……。
私も実は、すごく嬉しかったの。高槻さんの願いが叶ったことももちろんだけど、
双海さんたちの支えになってくれる存在ができたことが……」
ヤヨイ「……! 私、なれますか? アミとマミの支えに……」
アズサ「えぇ、きっと」
アズサの返事を聞き、ヤヨイの表情がパッと明るくなる。
そんなヤヨイに、アズサは優しい微笑を返し、そして顔を寄せた。
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