168:名無しNIPPER[saga]
2017/01/25(水) 22:30:49.91 ID:RFehJzWso
マコト「イオリ、君は本当によく戦った。恥じることは何もないよ」
外見と同じ涼やかな声で発せられたマコトの言葉に裏はない。
彼女は心からそう思っているのだ。
しかしだからこそイオリは耐え難い怒りに身を震わせる。
勝利を得ずに恥じずにいろ、など、侮辱も甚だしい。
マコト「イオリ――」
イオリ「喋るな! それ以上喋ると私はお前に殺意さえ抱きかねない。
私にまだ少しでも友情を感じるのなら……沈黙しろ」
マコト「……」
言を継げずに立ち尽くしたマコトから目を背け、
イオリは、ハルシュタインに向かって銀河帝国式の敬礼をする。
イオリ「私はこれより最後の作戦に向かいます。
誓って、勝利を総統閣下のもとにお届けいたします」
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