過去ログ - 無尽合体キサラギ
1- 20
174:名無しNIPPER[saga]
2017/01/26(木) 21:34:29.40 ID:GAp3y7O8o
ヤヨイの声が震えるのも無理はなかった。

人材不足の防衛軍がパイロットの素養テストを
学生にまで引き下げて実施したのが数ヶ月前。
ヤヨイが適正アリと見込まれて軍に入隊し、
そしていきなりキサラギ支援メカの専属とされ、
本格的な訓練を始めたのがほぼ一ヶ月前のことなのだ。

キサラギが浜松基地の配備になるのと同じくして、
アミとマミも基地内の養成学校に転校することになったのだが、
ヤヨイもまた支援機のパイロットとして随伴を余儀なくされた。
親友であるアミたちと一緒に居られることをヤヨイは喜んだが、
訓練漬けの毎日だけにはいい加減参っていた。

確かに地球を守る仕事を手伝うことには誇りを感じるし、
適性を認められたがゆえの手応えを感じることもある。
しかし急激な環境の変化に、
体も精神も追いついていないのもまた正直なところなのだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
639Res/544.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice