178:名無しNIPPER[saga]
2017/01/26(木) 21:41:16.49 ID:GAp3y7O8o
片膝をつき、胸部を抱きかかえるようにキサラギを受け止めた巨人は、
キサラギと同じ、巨大ロボであった。
無骨な素材感を残したままの外装、
巨体にしては頼りなくも細長いように見える四肢。
そして鼻と口があり、
目の部分は眼鏡のようなパーツで覆われている顔面を有する頭部。
格納庫の中、キサラギを転倒から救った巨大ロボは、
実にキサラギと似通った見た目をしていた。
『危ないの! 気付くのがもう少し遅れてたら、
ミキ、ぺっちゃんこになっちゃうところだったの!』
巨大ロボから声が聞こえた。
厳つい姿とは対照的な、朗らかで明瞭な少女の声だった。
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