235:名無しNIPPER[saga]
2017/01/30(月) 21:29:10.45 ID:9MPQtGy4o
アミマミ「結果オーライ、大逆転……。そうだよ、私たちには……」
希煌石がある!
二人揃ったその声は、
掲げられた希煌石から溢れる光の奔流の中に飲み込まれた。
太陽が堕ちてきたかのような輝きの中で、
二人はなお一層高く希煌石を掲げて、更なる大声で叫ぶ。
アミマミ「希煌石、全開! 飛べ! キサラギ!」
あらゆるパーツが軋み合う駆動音も猛々しく、
キサラギが大きな予備動作と共に立ち上がる。
首が振られると流していた涙は振り払われ、
そして口から流れ出る歌はさらに高鳴った。
膝を曲げて体を沈め、そして足裏からの噴射と共に体を伸ばし、
キサラギは、空へと舞い上がる。
黒い月が支配する空へと、一直線に……
キサラギが、決意の歌とともに飛翔した。
蒼い鳥
自由と孤独
ふたつの翼で
あの天空へ
私は飛ぶ
遥かな夢へと
この翼もがれては
生きてゆけない私だから
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