240:名無しNIPPER[saga]
2017/01/30(月) 21:32:43.01 ID:9MPQtGy4o
「ミキミキーーーーーーーーーっ!!!!!!!!」
最初、ミキはそれが記憶の中の声が聞こえただけだと思った。
だがそうではなかった。
その双子の声は、リッチェーンの通信回路の中に現実に飛び込んできたものであった。
サブモニターが、接近する機体の望遠映像を表示する。
ミキ「キサラギ!」
雲海を割って真っ直ぐに突き進んできたのは、
頭部の左右に双子の少女を乗せた巨大ロボ……
このリッチェーンのオリジナルとも言うべき最強の存在、キサラギであった。
キサラギは恐るべき速度で接近し、
やがてぶつかるようにしてリッチェーンと接触。
リッチェーンの自由落下を押し留め、
しかもその巨体を掴み取ったままさらに上昇を始めた。
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