249:名無しNIPPER[saga]
2017/01/30(月) 21:45:14.07 ID:9MPQtGy4o
アミが呟いた通り、そこはシンプルを通り越して“何もない”部屋だった。
しかし薄暗い中を目を凝らすと、ぽつんと一つだけ、
床に出っ張りが生えているのが見つかる。
それは非常に小さく、丁度、
人間一人が腰掛けられるくらいの椅子にも見えて――
ミキ『っ!? アミ! マミ!』
インカム越しに、驚いた様子のミキの声が伝わってくる。
何かの脅威を発見したのか、それとも……
マミ「だ……誰……?」
唯一発見された椅子には、何者かが腰掛けていた。
目視では、すぐに気付けなかった。
特殊なセンサーで見ていたミキだから、
アミたちよりも先にその存在に気づいたのだろう。
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