過去ログ - 無尽合体キサラギ
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274:名無しNIPPER[saga]
2017/01/31(火) 21:19:09.50 ID:YrOpoD8To
ミキ「……そっか。ヤヨイのためのプレゼントだったんだね」

マミ「うん……。だってホラ、仲直りのきっかけになるかも知れないでしょ?」

だがそう言ってアミとマミが浮かべている笑顔は、
ヤヨイとの仲直りを楽観的に考えているようなそれではない。
ただ、二人は信じたいのだ。
実際に買って手元に置いておくことで望む未来が現実になるんじゃないか、
そんな半ばお守りのような気持ちで、二人は髪飾りを購入したのだ。

ミキ「……そうだね。きっと仲直りできるって思うな」

その言葉に、アミたちは思わずミキに顔を向ける。
ミキの口調は軽かった。
しかしミキは上辺だけの慰めを言うような性格ではないと、
これまでの付き合いを通してアミたちもよく知っている。
だからこそ二人は黙ってミキの言葉を待ち、
ミキはそれに応えるように、手元の髪飾りに目を落としたまま微笑んで続けた。


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