302:名無しNIPPER[saga]
2017/02/04(土) 01:24:41.28 ID:4ghH70Iao
だがアミたちはこれをさほど大問題とは捉えていなかった。
その余裕とも取れる現状の認識は、二人が確信した点の二つ目に起因する。
二つ目とはつまり、イオリの操る怪ロボットよりもキサラギの方が強いということだ。
初撃こそ予想外の動きに驚かされたが、
冷静に対処すればさほど脅威に思うものではない。
確かに他の怪ロボットに比べればその動きは桁違いではあるが、
スピードもパワーもキサラギの方が優っていた。
キサラギと似たタイプのロボットだからこそ、性能の差がそのまま勝敗に繋がりやすい。
これなら味方の支援はなくとも、希煌石の力でより速く力強く動けるキサラギの方が勝つ。
アミとマミはこれまでの経験からそう判断していた。
またこの判断によって、助けを期待することより目の前の敵への集中力が高まったこともあり、
ほぼ互角であった戦況は今や、キサラギに傾いていた。
マミ「見たか! これが私たちの力だ!」
アミ「さっさと降参したらどう! 負けを認めるなら今のうちだよ!」
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