417:名無しNIPPER[saga]
2017/02/17(金) 20:17:54.77 ID:daQ+pOgwo
先程まで頭を悩ませていたことが嘘のように、
ミキの口からすんなりと、タカネとの会話の内容を教えてもらえた。
しかしそのことが逆に新たな謎を生んでしまったようだ。
またそれはつまり、今アミたちが抱える最も大きな悩みも、
解決には至らなかったということでもあった。
マミ「それじゃあ、ハルシュタインに勝つ方法は、
やっぱり自分たちでなんとかしなきゃダメってことだよね……」
アミ「そう……だね。あのお姫ちんより
ずっと強いハルシュタインに、勝たなきゃいけないんだ」
ミキ「ミキ的には、強くなるしかないって思うな。
ハルシュタインが来るまでいっぱいいっぱい特訓して、
それで今のミキたちよりもずっと、ずーっと強くなるの!」
マミ「……うん、そうだよね!」
アミ「ここまで来たらもう、頑張るしかないよね!」
ミキのあくまでポジティブな姿勢に、アミたちは暗くなりかけた心が晴れるのを感じた。
だがこの時、二人に向けた明るい顔の下で
ミキが汗を閉じ込めるように拳を握っていたのを、
アミもマミも気付いてはいなかった。
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