過去ログ - 無尽合体キサラギ
1- 20
417:名無しNIPPER[saga]
2017/02/17(金) 20:17:54.77 ID:daQ+pOgwo
先程まで頭を悩ませていたことが嘘のように、
ミキの口からすんなりと、タカネとの会話の内容を教えてもらえた。
しかしそのことが逆に新たな謎を生んでしまったようだ。
またそれはつまり、今アミたちが抱える最も大きな悩みも、
解決には至らなかったということでもあった。

マミ「それじゃあ、ハルシュタインに勝つ方法は、
   やっぱり自分たちでなんとかしなきゃダメってことだよね……」

アミ「そう……だね。あのお姫ちんより
   ずっと強いハルシュタインに、勝たなきゃいけないんだ」

ミキ「ミキ的には、強くなるしかないって思うな。
   ハルシュタインが来るまでいっぱいいっぱい特訓して、
   それで今のミキたちよりもずっと、ずーっと強くなるの!」

マミ「……うん、そうだよね!」

アミ「ここまで来たらもう、頑張るしかないよね!」

ミキのあくまでポジティブな姿勢に、アミたちは暗くなりかけた心が晴れるのを感じた。
だがこの時、二人に向けた明るい顔の下で
ミキが汗を閉じ込めるように拳を握っていたのを、
アミもマミも気付いてはいなかった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
639Res/544.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice