480:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 21:14:42.33 ID:LDCgdf66o
マコト「ああ、そうなることを僕も願ってるよ。ただし、次は僕も同行するけどね」
ヤヨイ「なっ……! 必要ないです! 私一人で十分ですから!」
マコト「そうは行かないよ。同行し、その上で僕の指揮に従ってもらう。
これが二度目のチャンスを与える条件だ。
拒否するなら、キミにはキサラギとまったく関係のない地域に出動してもらう。
ハルシュタイン閣下もそういうことで納得してくださっている」
ハルシュタインの名を出されヤヨイはぐっと言葉を飲み込む。
下げた腕の先で拳を握り締め、渋々頷いた。
ヤヨイ「わかりました……。じゃあ、おとなしく従います。
でもマコト団長が行くんじゃ、あいつらもいよいよおしまいですね。
団長、私の仕事まで取らないでくださいよ?」
吐き捨てるように言い残してヤヨイは自室へ入り、扉が閉まった。
マコトはその扉をしばらく見つめた後に呟く。
マコト「……貴女はどこまで見通しておいでなのですか、ハルシュタイン閣下。
僕には分かりません。ヤヨイの心も……貴女の御心も」
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