496:名無しNIPPER[saga]
2017/02/23(木) 20:23:06.87 ID:dsh5nH4HO
アミ「そんな……! ミキミキ言ってたじゃん!
無理とか無駄とか、やってから言うのとやる前に言うのとじゃ意味が違うって!」
マミ「私たち、あの時のミキミキの言葉があったからこの一週間がんばれたんだよ!?
確かに勝てないかも知れないけど、それでも諦めずに戦うって!」
ミキ『でも、本気で勝てると思ってないなら諦めてるのと同じなの。
“負けるかもしれないけど、精一杯やろう”“やるだけのことはやったから”って……。
まだ、やれることはあるのに』
アミ「え……?」
“まだやれることはある”。
ミキの言葉は、混乱と困惑にかき乱されたアミたちの頭にもすっと入ってきた。
自分たちはこの一週間でやれることはすべてやった……
逆に言えば、もうやれることはないと、
ミキの言うとおり確かにある意味では諦めに近い感情を持っていたのかもしれない。
だがミキはまだやれることがあるのだと言う。
二人は黙して、ミキの言葉を待った。
しかし次いでインカムから聞こえた言葉は、アミたちの心をより強くかき乱した。
ミキ『少なくともあと一週間……。基地の地下に隠れて、特訓を続けるの』
639Res/544.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。