498:名無しNIPPER[saga]
2017/02/23(木) 20:25:25.09 ID:dsh5nH4HO
アミ「……そんなの、できるはずない」
ぽつりと呟いた声は、ミキに届いただろうか。
だがミキはそれ以上は何も言わなかった。
アミとマミの意思を確認するように黙っている。
そして二人はそれに応えるように、はっきりとインカムに向かって叫んだ。
アミ「地球のみんなを見殺しにするようなこと、できるはずないよ!」
マミ「ミキミキは間違ってる! 私たちは絶対に、そんなことやりたくない!」
ミキ『……そういうと思ったよ。実にあなたたちらしいの』
言い終わるが早いか、リッチェーンは上体を大きく捻った。
それを見たアミとマミは咄嗟にコマンドを出し、キサラギに腕を上げさせる。
瞬間、伸長した鎖に連なる鉄球が、その腕に轟音を上げて激突した。
アミ「っ……ミキミキ……!」
ミキ『どうしても今ハルシュタインと戦いたかったら、ミキを倒してから行くの!
その代わり、ミキが勝ったら一緒に地下に逃げてもらうから!!』
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