505:名無しNIPPER[saga]
2017/02/26(日) 21:14:42.41 ID:05yusEqno
先程から何度も警報が鳴り、ハルシュタイン軍の乗る巨大な宇宙船の接近を知らせている。
だがミキはそれを完全に無視して、
アミたちへの攻撃を僅かも止めようとはしなかった。
もう二人もとっくに分かっている。
ミキは、本気だ。
本気で自分たちを倒そうと襲ってきているのだ。
今まで怪ロボットに向けられていた敵意が今、自分たちに向けられている。
アミとマミはどうすればいいのか分からずに、
今にも泣き出しそうな顔でミキの猛攻をひたすらに凌ぎ続けることしかできない。
だがそれも、永遠には続かない。
それまで鳴っていたものとはまた別のアラームが三人の耳に入る。
アミ「!? これ、もしかして……!」
ミキ『っ……』
それは怪ロボットの接近を知らせる警報。
見れば巨大宇宙船に先んじて、一機の飛行怪ロボットがこちらに向かって接近している。
まずい、とアミとマミは焦りに満ちた視線を互いに交わした。
敵は間違いなく自分たちの仲違いに気付いている。
だからこそ、その隙を討つために怪ロボットを出撃させたのだ。
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