509:名無しNIPPER[saga]
2017/02/26(日) 21:25:02.54 ID:05yusEqno
みるみるうちに地上との距離は狭まり、
キサラギとリッチェーンはあっという間にヤヨイの操る怪ロボットの射程圏内に入った。
既にリッチェーンはいわゆるマウントポジションに入っており、
仰向けに横たわるキサラギを見下ろしている。
ヤヨイはリッチェーンの背後から、キサラギの頭部へと照準を定める。
大丈夫、自分はいつもの自分だ。
引き金を引けないことなど、もう二度とあるはずはない。
無意識下ではあったが、ヤヨイはそう言い聞かせて引き金に指をかけた。
しかし、ぐっと力を入れようとしたその瞬間。
ミキ『邪魔しないで!!』
拡声されたミキの声が、ヤヨイの指を止めた。
そしてそれに対しヤヨイが何か反応を返す前に、
ミキ『攻撃するのは決着がついてからでいいでしょ!?
今はミキが戦ってるんだから、お前たちはただ見てればいいの!』
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