53:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:27:56.47 ID:JL8wN2Aao
ヒビキ「交渉……?」
ピタリとヒビキの箸が止まる。
そう言えば円盤に乗って現れたとき、
タカネは話し合いが何とかと言っていたことを今更ながらに思い出した。
タカネ「ああどうぞ。食べながら聞いてもらって結構ですよ」
微笑んだタカネに促され、どうせあと二、三口だ、
とヒビキはさらにスピードを上げて食を進める。
そして、
ヒビキ「ごちそうさまでした!」
あっという間に鉢をからっぽにした。
せっかくの気遣いも要らぬことだったかとタカネは少し苦笑いしたかのように見えたが、
タカネ「お粗末さまでした」
と、静かに言ってペコリと頭を下げた時には
既にこちらも鉢の中がすっかり空になっていた。
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