531:名無しNIPPER[saga]
2017/02/28(火) 19:53:21.34 ID:8KHAwi4Wo
時間にすれば僅か数秒の出来事ではあったが、
その間に発射されたニードルの数は数え切れない。
やがて全ての弾を撃ち尽くしたか、
ヤヨイの乗る怪ロボットは宙に浮いたまま沈黙し、周囲を束の間の静寂が包んだ。
マミ「ヤ……ヤヨイっち、もしかして助け……」
ヤヨイ『ぼさっとしてんじゃねぇよ! 目が覚めたならさっさとキサラギを起こしな!』
アミ「えっ……?」
ヤヨイ『いいから早くしろ! マコトがあの程度で――』
瞬間、砂塵の中から小さな影が飛び出し、
今度はヤヨイの機体を真横に吹き飛ばした。
マコト「……どういうつもりだい、ヤヨイ。言い訳は用意してるかな?」
吹き飛ぶ機体に取り付き、
穏やかな声と表情の中に怒りを宿して問いかけるマコト。
そんな彼女に対し、ヤヨイは不敵に表情を歪めた。
ヤヨイ「おかしなことを聞くね……!
私は裏切りと策謀の闇の天使! 言い訳なんてそれで十分だろ!」
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