54:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:29:03.78 ID:JL8wN2Aao
タカネがナプキンで口元を拭いている間に、
二人の鉢は、また音もなく現れた人間によって下げられていった。
タカネ「さて、食事も終わってしまったことですし、話し合いを始めましょうか」
ヒビキ「と言っても、自分に話すことなんて何にもないけどね」
タカネ「ですね。私もあなたの話を長く聞くつもりはありません。
あなたはこの星を守護する巫女として、そしてこの星の代表者として、
私の質問に『はい』か『いいえ』で答えるだけで結構です」
タカネの喋るトーンには何ら変わりはなかった。
しかしなぜか、背筋が寒くなるような気温の変化をヒビキは感じた。
後ろに控えるアニマルロボたちも、
リラックスしたモードから一転、警戒したように体を起こす。
タカネ「この惑星……アニマに伝わる宝を渡してください。
速やかに、そして平和的に」
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