過去ログ - 無尽合体キサラギ
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586:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 21:14:40.34 ID:VlmQnypho
アミ「……黒い、月……?」

自分たちとハルカイザーとの間に浮かぶ、
全てを飲み込む黒さと完全なる球形を持ったそれは、
かつての“黒き月”や“月の涙”を彷彿とさせた。
しかしサイズはそのどちらとも明らかに異なり、ハルカイザーの頭部ほどしかない。
ハルカイザーよりふた回り以上大きい今のキサラギからすれば更に小さく感じる。

ハルシュタイン『――行け』

と、その黒球が突如動いた。
キサラギの頭上を越え、少し離れた背後でぴたりと止まる。
つまりキサラギは、ハルカイザーと黒球に挟まれる形となった。

マミ「アミ!」

アミ「わかってる!」

マミの合図で、アミは手元を操作すると同時に視線をモニターに向ける。
そうして、マミはハルカイザーを、アミは黒球を、
それぞれ分担して注視し続けた。


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