619:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 22:07:29.85 ID:kHht+3Bto
平常のヤヨイであれば、この言葉に身を震わせ、
必死に弁明を始めていたところであろう。
しかし今のヤヨイは全く動じない。
ハルシュタインに抱きついたまま、落ち着いて答え始めた。
ヤヨイ「裏切ったのは……アミとマミを、あの場で死なせたくなかったからです。
地球の侵攻をあと何十年か遅らせて欲しくて、裏切りました……ごめんなさい」
ハルシュタインは黙って続きを待つ。
裏切った理由については分かっていた。
記憶を失わせたことでアミたちに情が沸いてしまったのだと、察しはついていた。
だがそこから先が理解できなかった。
なぜヤヨイは自分を追ってこの闇の中へ飛び込んだのか……
ヤヨイ「私が閣下に付いてきた理由は……貴女が負けたからです」
ハルシュタイン「何……?」
ヤヨイ「私、決めたんです。閣下がアミとマミに勝てば、
私は合わせる顔がないからもう会わないでおこうって。
でももし閣下が負けたら……私も一緒に居ようって」
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