620:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 22:09:22.10 ID:kHht+3Bto
ヤヨイの話した内容を聞きハルシュタインは眉をひそめた。
理由を聞いてはみたものの、やはり分からなかった。
ハルシュタイン「理解できんな……。
勝者に擦り寄るなら分かるが、なぜ死を待つばかりの敗者に付く必要がある?
そんなことをしても得るものはない」
ヤヨイ「そうかも知れません。でも私……閣下に、一人で死んで欲しくなかったんです」
ハルシュタイン「……なんだと?」
ヤヨイ「勝ったら、閣下にはたくさん仲間ができると思います。
でも負けちゃったら、閣下は一人です。それは私、嫌なんです」
そう言ったヤヨイの腕が更に強く自分の体を抱き、
顔が強く押し付けられるのをハルシュタインは感じた。
そしてヤヨイはそのまま、
ヤヨイ「だって私、ハルシュタイン閣下のこと、大好きですから」
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