68:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 21:11:17.44 ID:JL8wN2Aao
クラスメイトたちの質問攻勢はその後も休み時間のたびに続いた。
しかし昼休みとなり、アミたちが誰よりも早くヤヨイと
「一緒に昼食を食べる約束」を取り付けると、
早い者勝ちとばかりにそこに割って入って来ようとする者はいなかった。
おかげで昼食時間の間は、アミたちがヤヨイを独占することができた。
アミマミ「いっただーきまーす!」
購買部で購入した山盛りのパンを前に、双子の声が揃う。
先日の騒動で物流が滞り、現在はメニューが限定されているにもかかわらず
学食は満員御礼だったので、アミたちとヤヨイは、中庭で昼食を取ることにした。
パンの袋を開け、早速気持ちのいい食べっぷりを見せ始めるアミたち。
しかしそれとは対照的に、
ヤヨイは持参した弁当箱を隠すようにしながら箸を動かしている。
自己紹介の時のテンションと随分と違うな、とアミは首を傾げた。
アミ「どうしたの、ヤヨイっち? お腹でも痛い?」
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