72:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 21:20:15.55 ID:JL8wN2Aao
ヤヨイ「本当はもっとカワイイのにしたいんだけど、私もやし好きだし……安いし……」
アミ「うん! もやしは食材のエースだよねっ!」
マミ「うう……なんかそんなこと言ってると体がもやしを欲する体に……!
ヤヨイっち、ちょっともらったりしちゃダメ?」
ヤヨイ「いいよ! 味見して?」
弁当箱を両手で持ち、ヤヨイは嬉しそうに差し出す。
先程まで隠すようにしていたことを考えれば180度の変化だが、
それは心の壁の一番外側が取り除かれた証拠でもあった。
しかし弁当箱と一緒に差し出したのが
自分の使っていた箸だということに気付き、あ、とヤヨイは動きを止める。
学食に行けば割り箸くらいは……と考え始めたヤヨイであったが、
そうしている間にアミは箸を受け取り、もやしを摘んでぱくっと口の中に入れた。
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