77:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 21:33:26.42 ID:JL8wN2Aao
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アズサ「あなたたち……一体、何が目的なの……?」
震える声を必死に抑えて、
アズサは精一杯の厳しい顔つきで、相手をにらんでいた。
職員室では、勤務する教師たちが一箇所に集められている。
それを取り囲むのは、十数人の黒服の男たち。
それぞれの手には、一発で人間を殺傷できる武器が握られていた。
男たちの後ろから、リーダーらしき人間が進み出てくる。
こちらも黒服ではあったが、なんと女性であった。
「私たちは《黒い月》。あるものを手に入れるためにやってきました。
ただ残念ながら普通のやり方ではそれを叶えることは出来なさそうです。
なので……」
女性は懐から他の男たちと同じ武器を取り出し、それをアズサに突きつけた。
「先生方には協力をお願いします。
必要以上に騒ぎ立てるつもりもありませんので、出来れば穏便に」
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