78:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 21:34:38.26 ID:JL8wN2Aao
と、そんな女性の背後に進み出てくる黒服がいた。
黒服「……エージェントスノー」
小声でそう呼び、黒服は耳打ちするべくさらに近付こうとした。
しかしそれを、スノーと呼ばれた女性は声を出して拒否する。
スノー「そ、それ以上は近付かないで。報告は離れた位置からお願いします」
黒服「も、申し訳ありません。
……別班から連絡がありました。準備は整った、と」
スノー「そうですか……」
エージェントスノーは武器をしまい、黒服たちに手で合図する。
すると、取り囲んだ状態から、
今度は教師たちの後ろに回り込むように陣形が変化した。
黒い月を名乗る彼らは、教師をどこかへ連行しようとしているのだ。
スノー「では、お手数ですが移動していただきます。
くれぐれも余計な気は起こさないように」
そう言って、回れ右して歩き出す。
武器で背中を押されるようにして、教師たちもそれに続くしかなかった。
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