83:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:10:48.49 ID:B51TMD9so
黒服は、同じことをしろと言わんばかりに顎をしゃくり上げる。
そうして、生徒たちは恐る恐る立ち上がり始めた。
ヤヨイもそれに倣う中、すぐ隣ではアミとマミが何やら合図を送りあっていた。
それに気付いて振り向いたヤヨイに、
マミが唇に人差し指を置いて声を潜めることを求めてくる。
続いてアミから発せられた声は、
生徒たちが椅子から立ち上がる音で消されそうなくらいに小さかった。
アミ「階段降りるところで、私たち、消えるね」
ヤヨイ「……消える?」
アミ「んっふっふ〜、死角があるんだよ〜」
マミ「みんなのピンチは、私たちが何とかするから」
ウィンクしたアミとマミの精神の図太さに、
ヤヨイは目をぱちくりさせて驚くしかなかった。
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